雨が降り出す前に鳴くカエルと、あまり見た目のよくないヒキガエルのオタマジャクシについて調べていきたいと思います。
それぞれどれくらいのサイズがあるのでしょうか?
また、体の色にどんな特徴が見られるのでしょうか?
カエルとヒキガエルのオタマジャクシの比較!それぞれの特徴は?
カエルとヒキガエルをそのまま比べるのではなく、幼体の大きさと成体の大きさの違いを含めて紹介していきます。
これらを比べることによって、いったいどんな発見があるのでしょうか?
幼体と成体であまり違いが見られない?
それは、カエル(アマガエル)です。
雨が降り出す前に、グワグワグワと鳴き始めるカエルのことです。
よくイラストに描かれる緑のカエルを想像してもらうと分かりやすいと思います。
水温やその他の条件も関係しますが、産み落とされた卵は数日のうちに孵ります。
アマガエルは、オタマジャクシの姿ですでに4㎝前後の大きさがあります。
成体になってから、それほど大きな変化はなく3㎝~4㎝くらいが一般的な大きさです。
ですから、幼体の時の大きさとほぼ変わらないままアマガエルへと成長していきます。
オタマジャクシの時は、全身が褐色で薄いまだら模様が見られます。
幼体と成体で大きさに違いが見られるのは?
それは、ヒキガエルです。
体の表面が吹き出物のようにでこぼことしており、茶褐色の体色をしているのが大きな特徴です。
オタマジャクシの時は、全身が真っ黒ですからアマガエルとの区別は簡単につきます。
幼体の頃は、わずか7㎜~8㎜ほどと成体の大きさと比べると想像もできないサイズです。
3ヶ月後には約3倍の大きさになりますが、それでもアマガエルより小さなサイズです。
12ヶ月後には6㎝くらいの大きさになりますから、幼体の約8倍もの大きさです。
そして、24ヶ月も経てば幼体時の12倍~14倍の大きさである10㎝へと成長していきます。
まとめ
オタマジャクシの頃とほぼ変わらない大きさをしているのが、アマガエルです。
一方、ヒキガエルはオタマジャクシの頃と比べると数十倍もの大きさへと成長することが分かりました。
なぜこのような違いが見られるのか分かりませんが、進化の過程で獲得した生き残るための手段なのでしょうね。
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