カエルは生きた虫を食べて成長していきます。動かないものは餌として認識することはなく、生餌のみを捕食するのです。
水田に水が張られていない時は山林や民家や公園などで過ごし、また産卵時期になると水田に戻ってくる賢い生き物です。
卵から孵化したオタマジャクシは成体になったカエルよりも大きくなったりもするのでとても神秘的です。
カエルになった時に餌として与えるのにベストなのが大好物のコオロギですが、どのぐらいのものを与えたら良いのでしょうか。
成体したばかりの小さなカエル
オタマジャクシから成体して、カエルになったばかりの時は3日ぐらいほとんど何も食べない事が多いです。
小さなカエルにはいきなりコオロギを与えるのは避けたほうが良いでしょう。
口の大きさよりも大きなものは当たり前ですが飲み込めないからです。
生まれたての小さなカエルの時期にはアブラムシぐらいの小さな昆虫を良く好んで食べてくれます。
最初は体のサイズに合わせて小さな虫をたくさん確保しておくべきです。
餌としてのコオロギのサイズ
体が5cm近く成長して大きくなったら、コオロギを与え始めるといいです。
いきなり大人のコオロギからではなく、カエルの口の大きさに合わせたサイズの赤ちゃんコオロギから慣らしていくほうがよいでしょう。
3mmぐらいのものであればかなり食いつきが良いです。
大きくて動くなった死んで小さくなったコオロギを与えようとしても、生きていない限りはカエルは餌と判断しませんので注意が必要です。
コオロギの保存にも注意が必要
コオロギは意外にストックが難しい生き物で、1割ぐらいは大抵途中で共食いされたりして死んでしまいます。
水分もかなり重要で、昆虫ゼリーか水分の多い大根やきゅうりなどの野菜を補給することが大切です。
間違っても絶対に霧吹きなどで水分などを与えないようにしましょう。
湿りすぎて死因にもなり、不衛生にもなります。
まとめ
カエルの大きさに合わせたコオロギを与えることが大切です。3mmのコオロギならよく食べる事が多いですが、それでも食べない場合はまだ大きい可能性もあるので注意して観察しましょう。
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