アマガエルというカエル、皆さんも1度は見たことがありますよね?

小さくて可愛らしいので、子供にも人気がありますよね。

ですが、この可愛らしいアマガエル、実は毒があることをご存じですか?

この毒の成分、気になりますよね。

ここではアマガエルの毒についてご紹介します。

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アマガエルの毒の成分は何?

アマガエルの毒の成分は、ヒストンH4というタンパク質になるようです

このヒストンH4は、通常細胞核や細胞内にあって、生物の生命維持や生殖に不可欠な働きをしているそうです。

これが刺激などに体外に分泌されると、体に侵入しようとする微生物の細胞膜を溶かす働きがあるそうです。

ですので、毒と言うよりは、微生物から身を守るための抗菌剤のような物質、ということになるようですね。

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アマガエルの毒で失明するって本当?

アマガエルの毒は抗菌性のたんぱく質なので、微生物ではない人間が触れてもたいしたことはありません。

ですが、このヒストンH4には細胞を溶かす働きがあるので、目や口の中などの粘膜や、傷口のような細胞がむき出しになっているような場所に触れると、痛みがあるようです

特に目に入ってしまった場合は、炎症を起こし、最悪失明することもある、と言われているそうです。

このようなことにならないように、アマガエルを触った後は必ず手洗いをし、傷のある手でカエルを触ることはやめましょう

特にお子さんなどはすぐに目を手でこすったりするので、アマガエルを触った時は、目や口に手を入れないように注意して見てあげてください。

うっかりアマガエルを触った手で目を触ってしまった場合は、すぐに流水で洗い流し、痛みが取れない場合は眼科を受診するようにしてくださいね。

まとめ

いかがでしたか?

ここではアマガエルの毒についてご紹介しました。

アマガエルだけでなく、カエルやイモリなどの両生類は、細菌から身を守る抗菌剤のような物質を豊富に持っているそうです。

アマガエルだけでなく、他のカエルやイモリなどを触った後も、しっかりと手を洗うようにしてくださいね。

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