アマガエルの卵が孵化して成体になるまでの間、オタマジャクシには大きな変化が次々と起こります。
その変化の過程は見ていて、おもしろいと感じる方も多いと思われます。
今回はそんなアマガエルのオタマジャクシについて書いていきたいと思います。
なんかここ数日ご飯食べないなと思ってて、
今朝見たら、前足出てた。#アマガエル #オタマジャクシ pic.twitter.com/M7P2p2N3Vb— は☻ོ (@momikeshi) 2017年7月5日
卵が孵化するまで
アマガエルの卵は産み落とされてから孵化するまで、約1週間度かかります。
孵化に適した水温は22℃~27℃で、水温が高いと孵化する速度が速まると言います。
27℃近辺ですと、早ければ3日ほどで孵化することが観察されています。
繁殖を手短に行いたいのであれば、水温を高く保つといったことをしてみるのをお勧めします。
オタマジャクシから成体になるまで
オタマジャクシが成体になるまで約1月半から2ヶ月かかるそうです。
最初は後ろの足が生え、次に前足が生えてきます。
足が四本生えそろうと、いよいよ尾が短くなってきて、体色も変化してきます。
ここでようやく見た目がカエルらしくなってきます。
体色が変化するのは皮膚の構造が、いらない光の波長を反射するからだと言われています。
それは周囲の環境に合わせて反射する色を変えることができるため、環境によっては緑色にならない時もあるようです。
実際には木の幹の色に似ているものであったり、水底の色に似ているものであったりといった個体も確認されているそうなので、一概に緑とは言えないそうです。
話はそれましたが、色が違うからと言って病気やアマガエルではないのでは心配する必要はあまりないということです。
また、飼育する際は餌を十分に与え、過密飼育を避けましょう。
オタマジャクシは狭い範囲にたくさん飼うと共食いを起こしてしまうことがあります。
また、餌が少ないと自食行為を行うこともありますので十分に餌がいきわたるように配慮してあげてください。
まとめ
オタマジャクシがカエルに変化する瞬間や過程は、言葉では表せないような面白さがあります。
それは自分の目で見て、頭で感じることによって理解できることであると思いますので、どうか最後まで楽しみながら、アマガエルとの共同生活を楽しんでいただければと思います。
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