カエルのキャラクターや、モチーフによく見る手の赤いカエル。
しかし実際に、手が赤いカエルを田んぼや原っぱで見ることはほぼないですよね。
実はこのカエル君、アカメアマガエルという実在するカエルがモデルになっています。
大きなガラス玉のような赤い目、緑色の体に映えるビビットな真っ赤な手。実在するなんて信じられないくらい可愛すぎる!
今回はこの『アカメアマガエル』について詳しく紹介します。
分布
メキシコ南部、ホンジュラス、パナマ、ベリーズ、グアテマラ、ニカラグア、コスタリカ
いずれも、日本の真裏のほうですね。
道理で田んぼや原っぱで見ないわけですね。
形態
体長はオスは、3センチから最大のもので5.6センチ。
メスは4センチから7センチ。
オスよりメスのほうが大きくなります。
色は、背中は緑色。そしてなんと、体の側面は青と白の横ストライプなのです。なんてオシャレさんなのでしょう。中には背中に白い水玉模様が入っている個体もいるそうです。可愛すぎます。
そして、最大の特徴の足の裏は赤色に近いオレンジ色です。
眼は大きく、虹彩は鮮やかな赤色をしています。
こちらは名前の由来となっています。
とってもカラフルで可愛い『アカメアマガエル』くん。
種小名『callidryas』は日本語に訳すと「美しい木の妖精」という意味です。
ペットとして大人気
この特徴的な可愛らしい容貌から、ペットとしても大人気です。
日本にも流通しており、流通量は比較的多いとのことです。
以前は、なんといっても日本の裏側からやってきているという距離の遠さの問題から、輸送中に体調を崩してしまう個体もいたといわれていますが、現在、輸送状態はかなり改善されています。
テラリウムで飼育され、木の上の妖精』という名前のとおり、木の上に住む種のため、高さのあるケージで飼育されるのが好ましいです。
餌は小さめのコオロギを食べます。
暖かい地域の種なので、保湿、保温が大事です。
可愛らしい上に、飼育は上記のことに気をつければそこまで難しくなく、ペットとして向いている種です。
まとめ
とっても可愛らしい『アカメアマガエル』
ペットとしても飼いやすいとは、欲しくなってしまいますね。
特徴的な容姿から、デザインモチーフになることがとても多いです。
カエル好きの皆さん、ぜひ『アカメアマガエル』グッズを是非探してゲットしてみてくださいね。
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