皆さんは、カエルを飼ったことはありますか?
筆者は、幼い頃にオタマジャクシを拾い、気付いたらカエルになっていたという経験があります。
カエルは私たちにとって、子供の頃から関わりのある身近な存在ですが、実際に飼ってみるとなると、その生態や飼育方法については意外と知らないことが多いかもしれません。
今回は、カエルの飼い方と最適な温度について紹介いたします。
これからカエルを飼いたいという方の参考となりますように。
カエルの家を準備しましょう
まず、カエルにとって最適な水槽を用意しましょう。
カエルは飛び跳ねたりと運動量が多いので、大き目の水槽がおすすめです。
飛び跳ねて逃げていってしまわないよう、蓋があるものを選びましょう。
底に土を敷き、陸部分を再現しましょう。
土は湿らせておくと良いです。
また、カエルが落ち着いて過ごせるように、隠れ場所を用意しましょう。
小さな植木鉢など、中身が透けないものが良いそうです。
カエルは両生類ですので、水槽内に陸部分と水部分を再現してあげると良いでしょう。
水辺に少し植物もあると良いですね。
なるべく自然に近い環境を表現してあげましょう。
カエルの餌を準備しましょう
カエルの餌は生きた虫で、特に動くものに反応します。
ハエや蚊、蛾、ミミズ、コオロギ、蜘蛛などを食べます。
捕まえて与えるのはなかなか大変です。釣具店などで魚の餌用のミルワームやミミズなどを購入することもできます。
コオロギはカエルの大好物です。専門店で販売されているようですので、家の近くにお店があればおすすめします。
温度と冬眠について
カエルは冬眠する生き物です。
寒くなりましたら、土や落ち葉を水槽にたっぷり入れてあげましょう。
春になるまで、水槽は、薄暗く静かな場所に置いておきましょう。
カエルは土の中で冬眠し、春になれば土から出てきます。
カエルは暑さに弱いので、夏は特に、水槽を日陰に置くなどの注意を払いましょう。
20~27度がカエルにとって最適な気温です。
10度を下回ると冬眠してしまいます。
また、乾燥にとても弱い生き物です。
たまに霧吹きなどで皮膚に水をかけてあげましょう。
まとめ
カエルは、種類にもよりますが、正しい飼育により10年ほど生きることができるそうです。
せっかく飼ったペットにはやはり長生きしてほしいものですね。
快適な環境で、カエルが気持ちよく過ごせるよう気を配り、大切に育ててあげましょう。
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