アマガエルのレッドレッグとは、細菌が原因で発症する病気でカエルに最も発症しやすい病気だそうです。
で、症状は?というと、足やお腹が赤くただれてきます。
文字通り、レッドレッグになるわけです。
病気がさらに進むと、潰瘍になり、出血が見られます。
分かりやすい症状は他にもあります。
食欲がなくなってきて、皮膚がめくれてくるといった症状も多くみられます。
レッドレッグを放置すると危険な目に
そのまま何もせず、放っておくと全身が菌まみれになって、あっという間に亡くなってしまいます。
菌が全身に回るという症状ですが、原因は、輸送された直後、あるいは汚い環境の場合起こりやすい病気で、ケージなどを急に変えてアマガエルにストレスを与えたり、ケガを負わせたりした場合菌に感染してしまうようです。
くれぐれも清潔な環境で薬を与えることが望まれます。
ケージ内は掃除をして、いつも清潔にしておくことが治療の第一歩と言えるので、飼い主さんはアマガエルを
たかが両生類という思いで、ぞんざいに扱うのではなく、ペットとしてかわいがるなら、清潔さを保って菌が蔓延しないよう、気をつけてあげましょう。
レッドレッグ感染を防ぐための隔離は慎重に
飼い主さんとしては、レッドレッグを疑ったりした場合、心配になって、病院を探し回り、治療法も調べ倒し、他のアマガエルやカエルとの隔離も考えることでしょう。
しかし、隔離はアマガエルにさらなるストレスを与えることになるので飼い主さんは、隔離については、慎重に行動したほうがいいです。
色々心配になって調べても、足が赤くなっていたのが元通りふつうに戻ったり、食欲も普通にあったりした場合、
結局、レッドレッグではなかった、という結果になり、ホッとする飼い主さんですが、一応、慎重に対処して注意するようにしてください。
ケージ内を高温乾燥させて清潔に保つ
水苔の鉢をケージに入れている場合、要注意です。
ケージ内を乾燥させる必要があるので、乾燥に強い木や草に変更します。
飼育ケージ内の温度を25℃まで上げた場合、水苔の細菌が繁殖力を強め、細菌感染したアマガエルがレッドレッグ症状を引き起こす可能性が考えられます。
ケージ内に細菌が発生しないように、ケージごと日光浴をさせることをおすすめします。
晴れて天気がいい日は、数時間太陽のもとでしっかり日光浴をしてください。
まとめ
アマガエルがレッドレッグの症状を引き起こさないようにするには、ストレスを避けるということが、何よりも大切です。
また、ケージ内は清潔にし、水苔などは温度を高くすると細菌が蔓延する可能性があり、レッドレッグを発症させるので乾燥に強い木に変えて、ケージ内の環境をクリーンで乾燥した状態に保ちましょう。
もし、レッドレッグにかかった場合は、ストレスをなくし、環境を整えることで、アマガエルも元気になると思います。
ケガも細菌感染の引き金となりうるので、ケガをさせるような鋭い刃物や危険なものが、傍に置かれていないかどうか点検して、あれば、除いておくことが大切ですね。
それが何よりも治療となるわけですが、一向に治らないようであれば、獣医師に診てもらってください。
適切な処置や治療をしてくれると思います。
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