カエルを飼育するとき、餌は何を与えればいいのでしょうか。
カエルといえば大きな口で虫を丸飲みにする光景がよくみられます。
飼育するときも虫を入れてやれば同じように食べるのでしょうか。
調べてみました。
餌は生きた昆虫
カエルは肉食で、生きている昆虫を食べます。
ですので、飼育されているカエルでも自分で餌を狩って食べるという方法をとることになります。
ペットショップや鑑賞魚店などでコオロギ、シルクワーム、ショウジョウバエ、ワラジムシ、ピンクマウス、メダカなど、さまざまな餌が売られていますので、飼育するカエルの口の大きさに合わせた餌を選ぶと良いでしょう。
ただ、直接口で捕まえるカエルと舌を伸ばして捕まえるカエルがおり、舌で捕まえるカエルには小さめの餌が適しています。
ご自分のカエルの特徴を把握しておくことが大切です。
いずれも与える前にはカルシウム剤やビタミン剤など、栄養剤をまぶしておきましょう。
与え方もいろいろ
たとえばツノガエルの仲間は食欲旺盛で、動くものがあると飛びかかります。
飼育ケースの外側のものに反応して壁に激突なんていうこともあるようです。
餌を与えるときはピンセットでつまんだ昆虫などを目の前にかざして揺らしてやるとパクッと食いつきます。
夜行性のカエルには夜になる前にコオロギなどの餌を放してやると、朝方には食べ終えています。
ピンセットから食べないカエルや放たれた昆虫を食べないカエルには、陶器の皿に虫を入れて置いてやると良いようです。
内側がつるつるした皿なら、コオロギなどの虫が登れないので逃げ出すことがありません。
複数匹を一緒に飼うとき
複数のカエルを一緒に飼うと、餌にありつけない個体が出てくる場合があります。
観察していて、痩せてきているカエルがいたら別のケースに移してあげましょう。
さらに、弱っている個体は健康な個体より多くの水を必要としています。
きれいな水を切らさないようにしてあげると良いようです。
まとめ
種類によって食べ方は異なるようですが、生きた昆虫を食べるスタイルは同じですので、間近で食事風景を観察すると興味深い発見があるかもしれません。ちなみにオタマジャクシには、鑑賞魚用のフレークフードや鰹節など、小さいものを少しずつ与えると良いようです。
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