カエルって毎日餌を食べるのでしょうか。飼育する場合、どのくらいの頻度で餌をあげればいいのか、調べてみました。
種類や個体によって異なる
食べる物も量もカエルの種類によって変わってきますし、また同じ種類でも個体によって差が出るようです。
カエルの体型をよく観察して、太り過ぎていないか痩せていないかをチェックしながら適量を探っていくのが良いようです。
飼育されているカエルはどうしても運動不足になりがちですので、肥満になりやすいといえます。
肥満になると脱腸などの症状につながる可能性も出てきます。
また、複数匹で飼育している場合は餌にありつけなくて痩せていく個体が出る可能性が高いです。
種類別の餌のめやす
あくまで、めやすとして調べてみました。
ニホンアマガエルは、1~2日おきに餌用のコオロギを与えます。
イエアメガエルには、さらにおやつとしてハニーワームやシルクワームをあげると喜んでくれるようです。
べルツノガエルには1~2日おきにコオロギを与え、子どもにはさらに1ヵ月に1回、ピンクマウスの小片をあげると栄養補助剤の代わりになって成育に良いようです。
また、べルツノガエルは冬になるとあまり餌を食べなくなります。
これはべルツノガエルの故郷の気候と関係しています。
自然なことなので、無理に食べさせずそっとしておいてあげると良いようです。
ニホンヒキガエルは大食いで、ミミズ、マウスなどいろいろな餌を毎日食べます。
子どものうちは口が小さいので、小さめのコオロギを与えます。
ヤドクガエルにはショウジョウバエや小さなコオロギを毎日与えますが、個体によっては数日おきの方が良いこともあります。
餌を食べないとき
ペットショップで飼育されていた場合、ショップの飼育方法に慣れているカエルは違う方法だと餌を食べてくれない場合もあるようです。
お店で購入した場合は、店員さんにそれまでの飼育方法を尋ねるのが一番の近道だといえます。
ピンセットで与える、餌皿に出して与える、ケース内に餌を放して自分でハンティングさせる、目の前に落としてあげる、などなど、いろいろな与え方がありますので、そのカエルに合ったやり方を見つけてあげるのが良いようです。
また、コオロギの脚と触角を嫌がるカエルもいるようです。
コオロギを食べないときは、試しに脚と触角を取り除いてから与えるといいかもしれません。
まとめ
基本的に1~2日おきで良いようですが、よく食べる種類のカエルもいるので一概にはいえないようです。痩せてきたなら多めにし、太ったら減らすということを繰り返して適量を探るのが良いようです。週に1度欠食日を設けたり餌の量を減らしたりすると、肥満や餌飽きを防ぎ、健康増進につながります。また、食べ残したコオロギは寝ているカエルを攻撃する可能性があるので、早めに回収しましょう。
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