日本でもっともよく飼育されているカエルの種類はアマガエルです。

アマガエルは水辺にいたり、雨の日によく見かけたりと、何かと水が周りにないといけないようなイメージがありますね。

夏場の暑い日にケージや水槽に何の対策もなしでいいものかと思われるかもしれません。

今回は、そんなアマガエルの夏場の飼育方法に関して記事を書いていきたいと思います。

アマガエル 産卵 時期

夏場の温度対策

夏場は風通しの悪い部屋ですと、優に30℃は越えてしまいますね。

アマガエルの飼育に適した気温は22~27℃前後と言われています

半袖で丁度良いと感じる程度の温度にしてあげるのが最適ということですね。

ケージや水槽の中にはアマガエルの足場となる植物を植えてあげましょう

植物の蒸散と呼ばれる作用によって水分さえあれば多少は気温を下げることができますので、是非活用してみてください。

あまりに暑すぎると植物も枯れてしまいますので、気を付けてください。

日光などで育てるのが心配であれば夜中に照明を短時間当てるといった方法でも大丈夫です。

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湿気対策

アマガエルは常に皮膚の表面を湿らせています

湿度が十分にある時はケージや水槽の外壁にへばりついています。

体の水分がなくなって乾燥してきますと、湿った枝や植物、水辺の近くにいるようになるので、霧吹きなどで飼育環境全体に水をかけてあげて、湿度をあげるとよいでしょう。

アマガエルが過ごしやすい湿度は75~85%と高めの数値となっています

上述の温度の要素を踏まえると、アマガエルはやや高めの温度と湿度の高い環境を好む傾向にあると考えられます。

夏場は水を多めに入れておいてあげれば、多少暑くてもカエルが水辺に移動し、体温を調節するので、命を落としてしまったりといったことは少ないと考えられます。

夏場はケージ内のカビなども繁殖しやすくなるので、こまめに掃除してあげましょう。

まとめ

湿気、温度条件は冬の寒い時期に比べると比較的簡単に調節できる傾向にあります。

汚れや害虫、菌などが代わりに繁殖しやすくなりますので、取り換えの簡単な石などで、足場を作ったり、清潔さを保ちやすい環境を作ることを夏場はお勧めします。

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