アマガエルを繁殖させてみたい、オタマジャクシから育ててみたいと思っている方もいらっしゃるかと思います。
アマガエルを成体のうちから育てるのとオタマジャクシのうちから育てるのとでは、必要な環境が違うと思いますので、今回はその違いについて書いていきたいと思います。
オタマジャクシの飼育環境
アマガエルのオタマジャクシを飼育していると、そのうち成長して緑色になっていきます。
オタマジャクシからカエルに変化していく過程で、呼吸器官が変化していきます。
オタマジャクシのうちは鰓呼吸をしますので水を水槽に張っていて大丈夫ですが、足が生え始めてきたら肺呼吸に変わりますので、砂利や流木などであらかじめ丘を作っておきましょう。
肺呼吸になってしまいますとそのうち溺れてしまいますが、成長に個体差があり、すべての個体が同じ速度で成長するとは限らないので気をつけましょう。
完全にカエルになると跳ね回って水槽から飛び出して逃げてしまうので、カエルになったら水槽に蓋をしっかりとしましょう。
この際、気を付けてほしいのは過密飼育です。
狭い水槽にたくさんのオタマジャクシを飼育すると、共食いを始めてしまうので、気をつけましょう。
また、水流が苦手であるので、水が汚れるといった理由でエアレーションなどをするのはよしましょう。
オタマジャクシにストレスを与えてしまいます。
オタマジャクシの餌
オタマジャクシは成体のカエルと違い、植物性の強い雑食です。
小さな虫などもよく食べますが、ホウレン草や煮干しのかけらなどもよく食べます。
有名なのはパンくずやご飯粒などですが、水が汚れやすいので、一度に与える量に注意したほうが良いでしょう。
オススメは金魚、メダカ用に作られた餌です。
栄養価も高く、水も汚れにくいといった利点があるので、ぜひ使ってみるのをお勧めします。
まとめ
オタマジャクシからカエルに変わる寸前の個体は飼育が難しい時期になります。
ここさえ乗り越えてしまえば、待ち望んだカエルの繁殖までもう少しです。
大切に育ててたくさんのカエルに囲まれた生活を手に入れられるよう頑張ってくださいね。
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