2階のベランダに置いてある植木鉢などにアマガエルが住み着いていることがあります。
特に餌は何もないですし、こちらから与えることもありません。
アマガエルの習性として、居心地の良い場所を見つけたらそこを自分の住み家、寝床という風に決め、夜間、餌探しに出かけ、夜明け前、自分のお気に入りの住み家にきちんと戻ってくるんだそうです。
アマガエルは、ハエや蚊などを食べてくれるので、問題がなければそのまま優しく見守ってあげたらいいと思います。
面白い行動が見られる繁殖習性
繁殖習性として、産卵期に色々な行動が見られます。
よく知られているものでは、オスが鳴き声でメスを呼びメスが接近すると、後ろからメスの胸のあたりを前足で抱きかかえるのです。
こうすることで、産卵をさせて、産卵と同時にオスが放精して、受精させるという具合です。
なかなか面白い習性ですね。
卵を産み落とし保護する場所も色々
また、アマガエルは集団で繁殖する習性も持っています。
俗に、「かわず合戦」という繁殖習性で産卵場所で、オスがメスを奪い合い、互いを押しのけたりする変わった光景も見られます。
卵を産み落とす場所ですが、ふつうは水中に産むことが多いです。
水辺の植物の葉の上に産んだり、泡巣を作る個体もいます。
自分の背中や口の中で、卵や幼生を保護し育てる習性のあるアマガエルもいるようです。
体内受精するアマガエルもいる
また、アマガエルの中には体内受精をして、メスの体内で卵を育て、オタマジャクシや子ガエルを産む個体もいるようです。
一般にカエルの繁殖は命がけと言われます。
繁殖が終わった産卵場は、命を落としたカエルでいっぱいです。
ヒキガエルなどは、繁殖時、オスがスゴイ力でメスに抱きつくそうです。
面白い習性ですね…
まとめ
1匹のオスに抱きつかれるのならまだしも、1匹のメスに何匹もオスが抱きつき、締め付けるため絞め殺されるメスもいるようです。
繁殖期、オスは見境なくメスに抱きつくので大きなウシガエルでも、ヒキガエルのオスにメスと間違えられて何匹ものヒキガエルのオスに絞め殺されるというケースもあるそうです。
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