健康状態のカエルは目を見開いているそうです。
ですが、不調な場合、目を閉じたままになってしまうこともあります。
そこで、なぜ目を閉じてしまうのか原因を調べてみました。
目が閉じている原因とは
蛙は瞬きすることにより、眼球で口の中の食物をのどの奥へと押し込みます。
目を閉じることで、眼球が口中の方へめり込んで、食物を押し込みます。
瞬きの一番の理由は表面を乾かさないようにするためですが、両生類の皮膚は乾きにくいように粘膜があり、目を開けっ放しにすると乾いてしまいます。
このような状態はカエルには普段の生活の中で起こることです。
しかし、目をずっと閉じていると何らかの不調が考えられます。
例えば、季節による温度低下やケージ内温度が確保できていない場合、水質劣化、ウール環境の中で使用水量や腕で体重を支えられていない場合はカエルが不調の可能性が高いと言えます。
不調の際の対処法とは
カエルの飼育に適した温度と湿度は、温度管理は昼間25℃、夜間20℃程度を目安に、昼夜で多少の温度差をつけると良いようです。
霧吹きは、少なくとも2日に1回は行うことが大切です。
基本的には毎日、消灯前に空中湿度を高めるように噴霧します。
冬場に加温する場合の気温の目安は、日中10時間は25℃になるように設定し、夜間の最低気温は18℃以上を保つようにします。また、水質劣化でも不調は考えられます。
毎日の掃除や水換えを行い、カエルの様子を見る事が大切です。
また、 ウール環境での使用水量は”非常に少量”でもあるので、1回の排泄で簡単に中毒症状に至る事もあります。
腕で体重を支える事なく下顎をウールに付けているようであれば、カエル体調は思わしくありません。
ですので、水換えの際は常に同じ水位にするのが意外と重要になってきます。
人間からすると大差がないと思える変化であっても、陸棲傾向が強いカエルの場合は、僅かな水位の相違が環境の変化に匹敵します。
新たに使用する水は中和する事が大切です。
まとめ
カエルは目を閉じる時もありますが、ずっととなるとカエルの不調を考えた方がよさそうです。しっかりカエルを観察し、不調があればすぐにでも診てもらう事が大切ですね。
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