カエルはなんと世界的な規模で見ると6000種類以上もいます。
アマガエル科のカエルだけでも細かく種類別に分別すると600種類以上いるそうです。
日本に分布しているカエルは43種類と言われており、その中でも数種類は日本でしか見られないものもいます。
カエルは寒い時期になると、冬眠をする生き物です。
寒い時期では凍ってしまうこともあるのでしょうか。
カエルの冬眠時期や場所
カエルは一般的に、気温が10℃以下になると体が動かなくなる性質があります。
ですので10℃以下になると土の中や泥の中に潜り冬眠します。
中には落ち葉や瓦礫や石の下などで寒い冬を越すものもいます。深い場所に潜ることがないのも特徴的です。
11月~4月ぐらいの間で冬眠する種類のカエルがほとんです。
しかし中には寒い時期に渓流や水があるところを探して産卵するものもいるようです。
カエルは冬眠時期に凍ることもあるのかどうか
カエルは生き物ですので、あまりに寒すぎればもちろん凍ってしまうこともあります。
水分が多すぎるところで冬眠してしまうとこごえて亡くなってしまいます。
ですので、自宅などで飼っているカエルを冬眠させることが難しいのはこのように湿度管理がとても難しい部分があるからなのです。
自宅で飼っている場合は冬眠は無理にさせずに、暖かいところでの飼育する事が望ましいです。
アメリカの大寒波で凍ったカエル
2014年に大寒波がアメリカを襲いました。人々の生活も生き物にもかなりのダメージを与えたのです。
その時に取られた写真の中に、水面から飛び出そうとした瞬間に凍結しているものもあります。
カエルだけではなく、寒さに強いはずのトナカイやクマ、そして世界でも有名なナイアガラの滝までが凍り付いたほどの寒さだったようです。
カエルは気温が体温になる
私たち人間は、寒くてもある程度体温の調整が取ることができる生き物です。
しかしカエルは周りの温度がそのまま体温になるほど、体温のコントロールが出来ない生き物です。
自宅で飼育しているカエルのケース内は必ず20℃~27℃で設定しておきましょう。
まとめ
カエルもあまりに寒すぎると凍ってしまうことがわかりました。飼育しているカエルにとっても、温度と湿度がとても重要ですので、ケース内には必ず温度計などを設置して常にチェックできる環境にしておきましょう。
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