夏の田んぼやその周辺にはカエルやザリガニ、メダカなどのたくさんの生き物を見かけるのに、秋の終わりから寒い冬にかけては全く見当たらなくなりますよね。

カエルは水中もスイスイと泳げるし、陸地でもピョンピョンと飛び跳ねてどんなところでも元気に行動範囲も比較的に広いのが特徴的です。

秋になると稲穂も刈り取られてしまい水がなくなっている寒い時期はどんなところで冬眠しているのでしょうか?

土や泥に潜む冬眠時期

カエルは冬眠時期に田んぼからいなくなるわけではないのです。

土の中や水のある所に潜んで、また田んぼに水が戻ってくる時期を静かにジッと待っています。

さすがにオタマジャクシは水がないと生きてはいけませんが、大人のカエルはそれほど水を必要とせずに生きていけます。

冬眠する時には田んぼの土やその他の土や泥の浅いところに潜んで冬眠します。

また落ち葉の下で冬を過ごすカエルもいます。

なぜ土の中でも生きていけるのか

田んぼに水がなくなっても大きな穴を見つけたりしてその中で過ごすカエルですが、なえそのような事が可能なのかという部分は疑問です。

もちろん完全に水分がなく、乾燥しきってしまっている場所ではエラ呼吸をしているため、死んでしまいます。

しかし穴の中だと適度な水分と寒さを凌ぐ事ができる温度が確保されているので快適に冬を越すことができるのです。

カエル 田んぼ 冬眠

カエルの冬眠例は少なく未だ謎の部分もある

一般的にカエルの冬眠については、先ほどご紹介したような土や泥の中に潜むという紹介が多いのですが、そう単純なものでもないという説も多くあるようです。

種類によって冬眠を誘発する湿度や気温などの要因や冬眠場所として暗さや湿り気や高低を選ぶ基準などが異なっているいるようです。

カエルの冬眠の観察例がとても少ないので、現時点では」世界中の研究者たちの間で懸命に観察例を報告している段階にあると言えるでしょう。

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まとめ

一般的には湿った土の中で寒い冬をしのぐというように、賢く生きているカエルです。謎だらけの部分が多いカエルの冬眠についてはとても興味深いかたも多いはずです。コンクリートの瓦礫の下で冬眠していたカエルもいたとのことでかなり未知の世界ですね。

 

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