カエルといえば、皆さんにとって身近な存在の生き物だと思います。
特に田んぼの近くを通っていると、まさにカエルの合唱というような鳴き声が聴こえてきますね。
では、カエルは田んぼに通常何匹ぐらいいるのでしょうか?
今回はそんな身近な疑問について、調べてみました。
カエルは田んぼに何匹いる?
ある論文によると、カエルは100m以下の一つの田んぼに約10~20匹いるそうです。
あの鳴き声の大きさから、もっと多いのかと思いましたが、意外と少ないですね。
では、カエルたちは一体どこから田んぼへやってくるのでしょう。
カエルは冬の間は、土の中で冬眠しているそうです。
田んぼに来るというよりは、元々いるという表現の方が正しいですね。
暖かくなると、土から出て来て、産卵し、オタマジャクシが生まれます。
ウシガエルはなんと10,000~20,000個もの卵を産むそうです。
オタマジャクシがカエルになるまでの過程はとても不思議で、観察したことのある方もいらっしゃると思います。
真っ黒いオタマジャクシに足が生え、だんだんとカエルに近づいていく様子はとても面白いです。
ヒヨコも同様ですが、赤ちゃんと大人の容姿がこれほど違う生き物は、不思議で興味深いですね。
カエルはなぜ田んぼにいるのか
なぜカエルは田んぼに生息しているのか、理由をご存知ですか?
カエルはオタマジャクシの時に、ミジンコや小さな稚魚を食べて生きています。
そのため、餌のある田んぼの中に生息しているそうです。
カエルが田んぼにいると、稲の害虫などを食べてくれるそうで、とても有益な生き物です。
蚊など、ウイルスを運ぶ虫も食べてくれるそうなので、人間にとっては有り難い存在です。なんだかカエルのことが可愛く思えてきましたね。
まとめ
いかがでしたか?
カエルといえば、あの容姿からあまり好きではないという方も多いのではと思います。しかし、カエルは害虫を食べてくれる有益な存在だと分かり、少し親近感が湧いてきました。田んぼの近くから、カエルの合唱が聴こえてきたら、この田んぼはカエルに守られているんだなと、耳を澄ませて聴いてみてください。
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