カエルというと窓ガラスにくっついているイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。

よく目にするアマガエルは、手足の吸盤を利用してガラスや木に登ることができますが、カエルの種類によって吸盤がついているカエルとついていないカエルがいます。

吸盤がついている種類

一般的によく見かける『アマガエル』がこれに当たります。

アマガエル科は、手足の吸盤が発達しておりガラス面や木など登ることができます。

その代り水かきはほとんど発達していませんので、産卵以外は主に森などで生活をします。

この種類のカエルは比較的飛んでいる羽虫(ハエ)などを主に捕獲して食べます。

また、『モリアオガエル』という種類のカエルの吸盤は有名で、多少木が揺れても落ちない程の強力と言われています。

カエル 吸盤 種類

吸盤のない種類

反対に吸盤のない種類は、木やガラスに登らず陸や水辺での生息が基本の『トノサマガエル』や『ツメガエル』など個体が大きいタイプが多いです。

身体が大きく、手足の吸盤では支えきれないので地面近くや水面などで生息しています。

そのため、ツメや水かきが発達しています。(まれに吸盤が無くても、気を登って捕食を行うカエルの種類も存在します。)

この種類のカエルは、主に地面を這うコオロギやゴキブリ、ミミズなどを捕獲して食べます。

そして、陸や水辺で生息するカエルの多くは、外敵から身を守るため高いジャンプ能力を持っています。

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まとめ

吸盤のある種類のカエルは基本的に森林での生活が多く、吸盤のない種類のカエルは陸地や水辺で生活が一般的で、個体の大きさが大型であることが多いですね。ひとくくりにカエルといっても、生息している地域の環境によって生態も変わってきますので、これからカエルの飼育を始めようと考えている方は、生息の環境や食べ物、個々の特性などを理解し生活環境などでストレスを与えないように注意してあげることが必要です。

現在カエルをペットとして飼育している方は増えてきましたが、まだまだ情報は多くありません。何かあった時のためにも専門の獣医さんや気軽に相談できるブリーダーさんを見つけておくことをお勧めします。

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