ウシガエルは大きく成長すると昆虫や魚だけでなく、カエルや小さなヘビ、鳥や小型の哺乳類などなんでも食べてしまい、生態系を破壊してしまう可能性があると言われています。
さらに、鳴き声もうるさく、しばしば騒音問題になることもあるそうです。
成長したウシガエルは警戒心が強く、すばしっこいため、捕まえるのは難しいそうです。
そんなウシガエルが大繁殖する前に、オタマジャクシのうちに駆除してしまいたいものですよね。
ここでは、ウシガエルのオタマジャクシの駆除方法についてご紹介します。
去年の秋に水を抜いた池
水は80%戻ったが…
ぐるっと一周岸際全部じゃくしー先生で黒いブツブツだらけになっとります
こりゃあバスもギルも駆除されたかな…#佐賀県 #野池 #ウシガエル #オタマジャクシ #ジャクシー pic.twitter.com/dBcksdXThR— TOR (@TOR85327) 2017年4月8日
ウシガエルのオタマジャクシの駆除方法は?
ウシガエルの駆除は、カエルの状態になってしまうととても難しくなってしまいます。
卵のうちが一番簡単で、見つけた卵をすくって、地面に置いておけば、乾いて孵化できない状態にすることができます。
ですが、どうしても取り除ききれなかった卵は孵化してしまいますよね。
オタマジャクシの状態で駆除する方法をいくつかご紹介します。
網ですくって駆除する
田んぼや池を見回り、見つけたウシガエルのオタマジャクシを網ですくって駆除する方法です。
オタマジャクシは、日当たりの良い岸辺に集まってくるそうなので、そこを狙いましょう。
また、オタマジャクシの集まるポイントを発見したら、「アナゴかご」と呼ばれるトラップを仕掛けておくのも効果が期待できるようです。
アナゴかごを仕掛けたら、3日程して引き上げてみてください。
ウシガエルのオタマジャクシは数が多いので、網ですくったりトラップを仕掛けるのは何度も繰り返し行うと効果的です。
大量の塩素を投入する
あまり大きな池や川、田んぼなどではできませんが、小型のため池や貯水池などで行われている方法になります。
プール用の亜塩素酸ソーダ(カルキ)を大量に投入して、ウシガエルのオタマジャクシを駆除する方法です。
カルキの濃度が、水道水よりも高くなるようにして繰り返し行ってください。
池などをまるまる干し上げてしまう
こちらは田んぼなどでも行うことのできる方法になります。
ウシガエルのオタマジャクシは越冬する個体が多いので、そこを利用して駆除します。
繁殖期が終わってから翌年の春までの間に、池や田んぼの水を抜き、干し上げてオタマジャクシを駆除します。
まとめ
いかがでしたか?
ここではウシガエルのオタマジャクシの駆除方法についてご紹介しました。
ウシガエルはカエルの状態になってしまうと、捕獲することがとても難しくなってしまうので、カエルになる前のオタマジャクシの段階で駆除することをおすすめします。
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