皆さんは、カエルの種類がどれだけいるかご存知でしょうか。

カエルは全世界に生息していて約65000種が存在していると言われています。

その中で、日本に生息しているのは亜種を含め43種類といわれています。

今回は、その中でも北海道に生息するカエルを紹介したいと思います。

北海道のカエル

北海道には2種類のカエルが生息しています。

エゾアカガエル二ホンアマガエルしか生息していません。

エゾアカガエルは、繁殖期は4~5月で高地では7月になるようです。

キャラララ」というような少し変わった鳴き声が特徴です。

池や湿地、浅い水域や水たまりに産卵し、卵は700~1100個になります。

11月から4月の間は水底で冬眠するようです。二ホンアマガエルは、皆さんが一番想像しやすい緑色のカエルになります。

二ホンアマガエルは水辺にも生息していますが、森林などでも生息しています。

春先から秋まで活動しますが、冬は地中で冬眠します。

二ホンアマガエルの繁殖期も春先になります。

本来は北海道ではこの2種しか生息していないはずですが、トノサマガエルが繁殖しているようで稀にトノサマガエルも発見されます。

しかし、トノサマガエルは外来種であり、駆除の対象となっているのでペットなどで飼育していても絶対に逃がさないようにしましょう。

北海道 カエル 鳴き声

鳴き声の意味

カエルは繁殖期になると鳴き声を発します。

鳴き声を上げるのはオスのみです。

繁殖期になるとメスが雄を選ぶので、この時にオスはメスにアピールするために鳴き声を発します。

より遠くまで聞こえる声の持ち主ほど子孫を残すことができるようです。

また、繁殖期には二つのタイプがあり、一回目は早春ですがこの場合は繁殖期が短いので出会いのチャンスを逃さぬようにオスもメスも集まるためあまりなく必要はないようです。

二回目は夏ごろになりますが、雌の産卵準備に個体差ができるためオスの方が多いようです。

この時期の繁殖期間は1カ月以上続きます。

鳴き声で位置を知らせていますが、昼間だと敵にも見つかりやすいため夜に鳴くことが多いようです。

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まとめ

カエルといっても種類がたくさんあり、色や大きさもそれぞれ異なってきます。カエルの大合唱が始まる夏場は夜うるさくて眠れないという方もたくさんいると思います。鳴き声の意味を知ると多少は我慢できるようになるのではないかと思います。是非、参考にしてみてください。

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