卵から孵ってあまり時間の経っていない幼いカエルを飼育してみたいけれど、自信がないという方へおすすめです。
幼いカエルを育てていくのは大人のカエルを育てることよりも難しいですが、ポイントをおさえれば難しくありません。
そこで今回は、ヒキガエルの幼体飼育をテーマに話を進めていきます。
子どものヒキガエルをしっかりと育てていくためには?
とても難しそうに感じますが、どんなことに注意すれば幼体を飼育できるのでしょうか?
与える餌はどのようなものを選べばいいのでしょうか?
幼体から飼育する場合の餌は?
いよいよ足もすべて生えそろった、ヒキガエル個体は1cm未満の体格ですから、食べられるものは本当にごくわずかです。
しかも、ヒキガエルは粘性のある舌で獲物をくっつけて口に入れますので、口の開き方が他のカエルに比べて小さいのです。
あまり口を開くことができませんので、大きなサイズの昆虫は餌としては不適当なものになります。
そんな小さな幼体の餌に最適なのが、イエコオロギという小さな昆虫で、ペットショップで簡単に手に入れることができます。
メスのコオロギを飼育して、餌用に飼育すると、安くて新鮮な餌を簡単に用意できます。
幼体の簡単な飼い方は?
ヒキガエルを飼育容器に入れる前に、餌の住んでいる土そのものを先に入れてしまう逆転の発想で考えます。
餌となる昆虫がたくさんいる土壌を採取して、そこに幼体を入れる方法をとりましょう。
幼体のヒキガエルはとても食欲がありますので、小さな昆虫がたくさんいる土を確保することが大切です。
畑や草むら、湿り気のある石の下や落ち葉の下の土などを採取し、1日から3日おきに取り換えます。
その際、オケラやクモなどが混入しないように注意してください。
夏の盛りには体長3㎝くらいに成長しますので、その頃には市販の小さなコオロギを使って、飼育することが可能です。
まとめ
幼体からでも飼育することはできますが、与えることのできる餌に限りがありますから、しっかりと切らさずに与えましょう。
餌となる昆虫がたくさんいる土自体を採取して、それを床材として利用する方法もあります。
成体の飼育よりも大変ですが、責任感がある人であれば飼育をしてくことができます。
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