いかつい見た目をしたヒキガエルですが、雌雄の区別をすることが簡単にできるのでしょうか?
繁殖目的で飼育をする場合、他のペットのエサと飼育する場合、性別の情報が分かった方が便利です。
そこで今回は、ヒキガエルのオスとメスの判別法をテーマにして話していきたいと思います。
ヒキガエルの判別方法!オスかメスかを簡単に区別するためには?
見た目で性別を判別できればいいですが、そんなに簡単に区別できるのでしょうか?
ここでは、性別の違いによって見られる特徴を紹介しますが、あくまでも個体差があることを忘れないでください。
見た目で分かる!雌雄の区別は?
まず、それぞれの前足と後ろ足の大きさを見比べてみましょう。
オスのヒキガエルは前足が太く、メスはほっそりとしているのが特徴です。
次に、体の表面に現れるイボについてです。
オスは繁殖期になると身体のでこぼこが平らになり、ぬめり気のある体つきになります。
繁殖期を迎える前もメスよりもオスはイボの数が少ないと言われています。
一方、メスは繁殖期の間も大きなイボが見られます。
最後に、婚姻色に変化するところです。
繁殖期を迎えたオスの体色は黄土色よりも黄色っぽい体色へと変わりますが、メスの体色に変化は見られません。
確かめて分かる!性別の区別は?
アマガエルのようにグワグワグワと鳴き声を発することはありませんが、小さな鳴き声を聞くことはできます。
オスはおもちゃのラッパのような音を立てて鳴きますが、メスは鳴き声を上げることはありません。
鳴くのを待っているよりも、手でお腹を抱え上げるといいかもしれません。
すると、オスであれば鳴き声を発しますが、メスであればお腹を震わせるだけです。
繁殖期が近づいてきたら、オスの指の内側に黒いコブのようなものができます。
これはメスと関係を持つ際に、両手でしっかりとつかむための滑り止めの役割を果たしていると言われています。
まとめ
ヒキガエルのオスとメスは、2つの側面から確認することができます。
ヒキガエルの場合は、恋愛の時期を迎えるにつれオスに大きな変化が見られることが分かります。
ペアで飼育をするにしても、単独飼育をするにしても、しっかりと責任をもって育てていくことが大切です。
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