運動会などのビデオ撮影をまかされたお父さんが一番困る事は、みんな同じ体育着を着ているので自分の子供を探し出すのにひと苦労することです。
要するにみんな同じに見えてしまうのです。
その為、派手な靴下を履かせたり、女の子なら目立つ髪飾りをつけたりして、少しでも見つけやすいように工夫をしたりします。
同じ事が春の田んぼの中でも見られます。
ヒキガエルやアマガエル、アカガエルやトノサマガエルなどのオタマジャクシがひしめき合っている事もあります。
どれも同じに見えてしまいます。
それぞれの特長を見つけないと、とてもお目当てのカエルには出合えません。
ビデオ撮影に失敗して家族に責められるお父さんのようにならないように、アマガエルのオタマジャクシの特徴をご説明いたします。
アマガエルのオタマジャクシの見分け方!
オタマジャクシからカエルになるという劇的な変態をとげるカエルですが、やはり親の持つ特徴がオタマジャクシには見受けられます。
その点に着目してオタマジャクシを見分けます。
今回は、ニホンアマガエルとニホンアカガエルを例に出して検証していきます。
アマガエルのオタマジャクシの大きな特長は、背中に大きな黒い斑点が一つある事です。
アカガエルの場合は一対の黒い斑点(2つの斑点)ですので、そこで見分ける事が出来ます。
ただし、他の模様と混じってしまうと解りづらい事もあります。
そして、上から見ると目が離れていて、笑っているような顔に見えるのがアマガエルで、少し両目の位置が狭く、どくろのような顔に見えるのがアカガエルです。
そして、腹側が白いのがアマガエルで、薄い茶色がアカガエルです。
違いを列記しましたが、正直、個体差があり、良く見て観察しても見分けがつかないものもいます。
あまり沢山の中に混在した場合、見分けるのは至難の業かもしれません。
トノサマガエルとアマガエルのオタマジャクシは同じ場所で見つかる事が多いですが、トノサマガエルのオタマジャクシはよく太った、少し濃い緑色をしていますので、色の薄い茶色のアマガエルのオタマジャクシとは区別がつけやすいと言えます。
アマガエル自体が小さめなので小さいオタマジャクシを捕まえて飼ってみると、それはヒキガエルになる可能性があります。
ヒキガエルは変態したばかりの時は1センチにも満たない小さな体なので、注意して下さい。
アマガエルのオタマジャクシの特徴は、カエルになったアマガエルよりも一回り大きいサイズなのです。
まとめ
オタマジャクシの名前の由来は、多賀大社で授けている杓子が「お多賀杓子」と呼ばれており、カエルの幼生の形が似ていたことから、「お多賀杓子」→「お玉杓子」→「オタマジャクシ」となり今に至っていると言われています。
無病息災延命長寿のお守りとして授ける縁起物のお多賀杓子から名を頂いたと考えれば、とても有り難い生き物のような気がしますね。
たくさんオタマジャクシを捕まえてきて、どのようなカエルになるか楽しみにしながら育てるのも面白い事かもしれません。
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