白いアマガエルを見たことがある人はそういないと思います。
白い小さなカエルだと、てっきりアルビノ(色素欠乏)のカエルかと思ってしまいますが、それは紛れもなく100%アマガエルです。
大抵の人は、アマガエルと言えば、緑色をしていると思いますよね。
こんな色のカエルを見ると、違う種類のカエルか、アルビノか、と思うのが普通だと思います。
アマガエルを飼う際、観葉植物などを入れずにプラスチックケースで飼育している場合、すぐにこんな白色になるそうです。
ですので、白いアマガエルはまれなことではないようです。
昨夜遅く、ケージの棚下にのんびり佇んでいたアルビノを保護。無事で良かった。#アマガエル #カエル #両棲類 #両生類 #ニホンアマガエル Hyla japonica pic.twitter.com/rDa0q6ImmW
— Yt (@Plantsman_jp) 2017年5月15日
アルビノと間違われやすいアマガエル
アルビノと間違いやすいですが、大抵の場合は、アマガエルが環境により変色しただけのケースが多いです。
コンクリなどに住んでいるアマガエルだと、白色に変化するようですから。
完全な色素欠如のアルビノなら、目が赤いですね。
黄色欠如なら体色が鮮やかな水色に変化します。
青欠如ならば黄色に変化します。
アマガエルの体色は色々変化が激しいようです。
体色が白く変化する二ホンアマガエル
二ホンアマガエルという種類のカエルが一般に体色が白く変化するカエルのようです。
突然変異などで、白色に変わったのではなく、コンクリなど灰色っぽい、白色の場所に長くいると、こんな色になるようですね。
場所が変われば、元通り、本来のアマガエルの色、つまり緑色に戻るんだそうです。
アルビノなら透き通ったクリーム色
二ホンアマガエルなら、白色というより、グレーっぽい色と言えるかもしれないです。
色素欠乏のアルビノなら、もっと透明感があって、透き通ったクリーム色のような体色ですね。
アマガエルというのは、温度や湿度の変化でも、体色が変化するそうですし、カメレオンのように、背景と同じ色に同化することもできるそうです。
まとめ
アマガエルって面白いですね。
冬は黒っぽいグレーやベージュの色に変化し、春になって気温が上がると緑色に戻ります。
黒い服を着た人に貼りついて、よじ登っていたアマガエルなど本当に黒っぽく変化するそうです。
アマガエルの健康自体とは関係なく、身の安全を考え、その場の色と同化し、擬態しているんだそうです。
しかし、カメレオンのようにどんな色にでも変われるわけではないです。
緑や茶色、白、大体このような色に環境によって変化するようです。
たくさんのアマガエルをケージで飼っている場合、ケージ内に置いてある近くの設置物と同じ色に同化してきますので黄緑や、茶、白など、色んな色のアマガエルが存在します。
身の回りの色に影響されて自分のカラーも変えるというのは、人間でもそんなタイプの人がいるので、大変面白いと思います。
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