カエルは害虫駆除をおこなうのかを調べました。
カエルは庭の害虫を駆除してくれるのか
庭でガーデニングや掃除をする時、蛾やアブ、植物を食い荒らす虫がいます。
この虫は、害虫と呼ばれています。
この害虫は人にも影響を与えますが、特に植物や食物に大きな影響を与えます。
そのため害虫を駆除しようと考えます。
しかし、それをするには、薬を買ってまかなければならないので時間もかかるし。コストもかかります。
では薬を買う以外で害虫を駆除するにはどうすればよいでしょうか。
そこで、益虫の出番なのです。
益虫とは害虫を食べてくれる、いわば人間の味方です。
益虫には色々いますが、その益虫の中にカエルは含まれています。
稲作地帯のニューサウスウェールズ州南西部リベリナ地区では、田んぼに生息する豪州原産のカエルがコメの天敵である害虫などを食べて稲作に大きく貢献しているとの記事もあり、カエルは害虫の駆除に大きく貢献しているのです。
しかし悲しい事に、人間の利益になるはずのカエルが人間の害になる場合もあるのです。
それは、1935年にオーストラリアのクイーンズランド州の畑の害虫駆除のために輸入されたカエルが引き起こした事件です。
この畑に被害を引き起こしていた、「ケーンズグラブ」とよばれる害虫を、輸入した「オオヒキカエル」に食べてもらおうと画策していました。
しかしこのカエル、目標対象である害虫駆除には効果がありませんでした。
更によくない事に、このオオヒキカエルはものすごい繁殖力と強い毒があるのでオーストラリアの生態系を崩してしまいました。
またこのカエル、人の排泄物を食べたりもするので寄生虫が増える原因にもなり、より猛威を振るう事になりました。
カエルは益虫としての役割もありますが、時には害虫と認識される場合もあります。
しかし、庭の害虫駆除であるのならばカエルを益虫として使う事はオススメです。
まとめ
カエルを害虫駆除のために用いるのは良いことです。
庭の駆除もしてくれて、カエルの餌もとれるので、人とカエル両方が得をして良いことだと思います。
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