皆さん、カエルの巣を見たことはありますか?
カエルといえば田んぼの近くにいて、私たちが子供の頃からよく見かける身近な存在ですが、その巣を見たことがあるという方は少ないかもしれません。
カエルは一体どんな場所に住んでいるのでしょうか。
今回は、カエルの巣や生態について調べてみました。
アオガエルの巣はネバネバ
アオガエルという種類のカエルは、メスがネバネバした液体を体から出し、白い泡のような巣を作るそうです。
そしてその中に卵を産むそうです。
この泡は時間が経つと固くなり、卵を確実に守ってくれます。
カエルの卵といえば、柔らかそうで繊細なイメージがありましたが、このような巣によって守られていたのですね。
また、種類によっては土の中に巣穴を掘るカエルもいるそうです。
後ろ足で土を掘り、バックする状態で土に潜っていくそうです。畑を耕すとカエルが出てくるということもよくあるそうです。
カエルはどこにいる?
ではカエルは普段どこに住んでいるのでしょうか?
通常、カエルは田んぼの近くで見かけることが多いと思います。
田んぼに近くには小さな虫や、オタマジャクシの餌となるプランクトン、稚魚がおり、水もあるため、カエルにとっては快適な環境です。
カエルは乾燥に弱く、体が乾くと亡くなってしまうこともあるのだそうです。
しかし、ヒキガエルやアマガエルは乾燥に強いため、産卵のとき以外は水を必要としません。
そのため、住宅街や森の中などでも生活できるそうです。
中には、木の上で生活するカエルもいるのだそうです。
カエルはどこで寝る?
カエルは、合唱するように集まって鳴いていたり、田んぼの近くを飛び跳ねているというイメージが強いかもしれません。
巣の中ではもちろん、カエルも睡眠をとります。
夜行性なので、主に昼は静かに寝ています。
アマガエルやアオガエルは壁などに張り付いて眠り、ヒキガエルは地面の中に潜って眠るそうです。
眠り方も、種類によって様々ですね。
カエルを捕まえるには
カエルを捕獲して飼いたいと思った場合、最も良い方法は繁殖期の春~初夏にかけて田んぼの近くで捕まえることです。
冬になると冬眠していますので、なかなか見つけることができません。
オタマジャクシから育ててカエルになっていく過程を観察するのも楽しいでしょう。
カエルは基本的に夜行性なので、夜の方が活発に動き回っており、見つけやすいかもしれません。
まとめ
いかがでしたか?
カエルは田んぼにいるというイメージしかありませんでしたが、種類によって様々な場所に住むことができるという点はとても興味深いですね。
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