ヒキガエルの飼育を始めたら、まず悩みの1つとなるのが給餌や清掃についてです。
いったいどれくらいの間隔で餌やりを行えばいいのでしょうか?
また、飼育ケースの清掃はどれくらいの頻度で行えばいいのでしょう。
ヒキガエルにどのくらいの頻度で餌やりするの?掃除は?
大きな体つきから食欲旺盛であることは容易に想像することができます。
では、給餌の回数やその後の掃除について簡単に説明していきたいと思います。
与える餌の回数は?量や大きさは?
ヒキガエルはカエルの中でも大きな体格をしていますから、それを維持していくためには相応の量を食べる必要があります。
大人のヒキガエルならば週に2回~3回、コオロギを10匹くらい与えてください。
餌の種類は地上性の昆虫を好みますから、その他にミミズ、ダンゴムシ、ミルワームなどを利用できます。
もちろん個体差はありますから、それよりも多くの量を与えたからといって困るようなことはありません。
ただし、その年に変態したばかりの子どものカエルは、成長期を迎えていますから毎日食べる必要があります。
しかも口が小さいですので、小さなコオロギなどを食べたいだけしっかりと食べさせるようにしてください。
飼育ケースの管理は?
できる限り毎日、食べ残しやフンを取り除くために、飼育ケースの様子をしっかりと観察してください。
なぜなら両生類は皮膚がデリケートですので、なるべく飼育ケースの中は清潔に保つようにしてあげましょう。
ヒキガエルは餌を食べてから数日後、遅くとも2週間後に、とても大きなフンを排泄しますが、固形物ですので扱いやすいです。
掃除をする際は、このフンを除去するとともに、食べ残して亡くなってしまった餌用の昆虫を取り除くことも大切です。
水浴びをするための水は、濁ったり、汚れたりした場合に水を換えるようにし、毎日交換する必要はありません。
まとめ
ヒキガエルの成体はとても大食いですので、2日~3日に1回は餌を与えるようにしてください。
ただし、幼体は毎日欠かさず与える必要がありますが、餌のサイズに注意する必要があります。
飼育ケースの掃除は、様子を観察しながら、フンと食べ残しの除去を中心に行いましょう。
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