カエルのカエルツボカビ症を知らないという人もいるかと思いますが、カエルツボカビ症についてしっかりと知っておくことによって、どういう病気なのかを知っておくことができ、疑問が解決することができるようになるので、しっかりとカエルツボカビ症について知っておくということはとても大切なことでもあるのです。
カエルツボカビ症とは?
実際に聞いたこともないという人もいるかと思いますが、カエルツボカビ症とは、真菌(カビ)の1種で、分解菌あるいは腐生菌としてキチン、セルロース、ケラチンといった分解しにくい物質を栄養としています。
このため、カエルでは皮膚、オタマジャクシでは口に感染するのです。
この、カエルツボカビ症の何が問題なのかと疑問に感じてしまっている人もいるのですが、カエルツボカビ症にカエルが感染してしまうと、致死率90%以上でカエルが亡くなってしまうのです。
また、伝播力が強く、次々に広がっていく為、とても感染力が強いということが分かります。
特にパナマでは、カエルツボカビが侵入してから僅か2ヶ月の間に生息していたカエル集団が全滅したという報告もあるので、とても危険な病気であるということが分かるのです。
見ただけでわかるのか?
実際にカエルを飼育しているという人もいるかと思いますが、カエルツボカビ症は見ただけでは感染しているかどうかはわからないのです。
また、専門家でないとほとんど分からない為、いつもと様子が違うと判断したらすぐに獣医師に相談をしてみるということが重要になります。
そのあとに検査をしなければいけないといった場合には国立環境研究所が検査を担当する為、最寄りの獣医師に相談して、依頼書を添えて、検査依頼をするという事が大切なのです。
また、飼育者から直接の検査依頼はできない為、必ず獣医師に相談するということが必要になってくるのです。
まとめ
カエルツボカビ症はとても危険な病気でもある為、カエルを飼育している人はしっかりと常日頃から様子がおかしくないのかをチェックしてあげる必要があるのです。
少しでも様子がおかしいと判断した場合は、放置をしてしまうのではなく、すぐに獣医師に連れていくということが重要になってくるのですが、手遅れにならない為にも、早期発見が必要なのです。
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