カエル日本では歌にもなっていて、どちらかといえば可愛いイメージがありますよね?
ですが毒を持つカエルは結句存在するのです。簡単な例を挙げるとひきがえるとか。
つまり一概に安全な生物とは言えないんですね。そんな中でもどのカエルが一番猛毒なのでしょうか。
そしてどのくらい猛毒なのでしょうか。今回は猛毒なカエル、そしてその毒について調べてみました。
世界一猛毒なカエル
世界一猛毒なカエルとはどんなやつでしょうか。
世界一猛毒なカエルは中南米の熱帯雨林に棲むヤドクガエルです。
見た目は結構いかついですよ、真っ赤だったりしますからね。
中南米の熱帯雨林に住むヤドクガエルの仲間は、赤・黄・緑・青など、どれも目を引く色鮮やかな色合いをしています。
しかし綺麗だと思って迂闊に近寄ってはいけません。
この色の意味は、「俺たちに手を出すと、ろくなことにならないぞ」と警告しているのです。
ヤドクガエルの仲間は、皮膚から猛毒を分泌する最強の両生類です。
その毒性はきわめて強く、たとえば南米コロンビアに棲むモウドクフキヤガエルの毒は、世界猛毒生物ランキングの堂々第4位にランクされているみたいです。
動物全体の中でも最強の毒を持っているんですね。
最強の毒蛇といわれるインランドタイパン(同第10位)よりもはるかに強い毒性です。
コロンビアの先住民であるチョコ族は、この毒を「吹き矢」の先に塗り、「矢毒」として狩猟に利用しました。
この矢が刺さった動物はジャガーでもシカでも一瞬で体が麻痺して動けなくなるといいます。
「ヤドクガエル」という名前はここから来ているのでしょうね。
世界一美しいカエル
彼らは毒こそ持っていますが、見た目は美しいのです。
その美しい青色のボディーから、世界一美しいカエルと言われる一方、アルカイド系の神経毒を持ち、一匹でなんと人間10人に毒を負わせることのできる「コバルトヤドクガエル」なんかも存在します。
まとめ
毒を持つカエルの共通点として、見た目が美しいことが挙げられます。これは「俺は毒を持ってるぞ」という警告なので、間違っても容易に触ったりしないでくださいね。
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