ツボカビって何でしょうか?
カビの一種のようでありますが、カエルやイモリ、いわゆる両生類の敵といえます。
ツボカビ症に感染すると亡くなる確率は90%だそうです!
恐ろしい病気の症状と、その原因、対策についてご説明したいと思います。
ツボカビ症は人間には感染しない
2006年に、日本でペットのカエルから、恐ろしい病気が発見されたのですが、ご存知でしょうか?
ツボカビ症という感染症で、人間には感染して発症することはないそうですから安心してください。
ツボカビ症の原因であるツボカビ菌
ツボカビ症の原因であるツボカビ菌は、主に水中に生息しており、腐ったものの中に存在しています。
アマガエルなど両生類の皮膚に寄生することもあります。
これにやられると、皮膚で水分補給をするアマガエルなどは、水分をとることができなくなったり、皮膚呼吸が不可能になったりします。
日本のアマガエルには耐性がある
ツボカビ症にかかるのは、ヨーロッパ、中南米、オーストラリアなどに生息するカエルのようです。
日本のアマガエルなどは、関係ないような気がします。
ツボカビ症が発見され、カエルが絶滅か?と懸念されたときがありました。
しかし、日本にいるカエルはツボカビ症に耐性があるので感染しないで済みました。
海外のカエルは、耐性がないのか、その個体数が減った品種もいます。
また、絶滅した品種もいるそうです。
まとめ
日本のアマガエルなどは、一般にツボカビ症にはかかりにくいです。
しかし、種類によって、ツボカビ症の症状を見せる品種もあります。
例えば、ヌマガエル、ヒメアマガエルなどです。
どちらも水中ではなく、地上が主な生息地である個体です。
ツボカビに感染後、起こりうる症状ですが、他の病気とはっきり区別しにくい症状が出ますので注意してください。
食欲不振、姿勢の萎縮、開口などの症状が出ます。
原因はツボカビ菌ですから、対策としては、水槽を消毒する、他の生物から隔離する、などでしょうか。
また、自分の手にツボカビがついているようだったら、すぐに石鹸で手をよく洗うようにしてください。
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